近江渡来人倶楽部の思い
二十一世紀直前の2000年4月1日。天智天皇時代の都であり、渡来人との縁が特に深い
滋賀県大津市にて近江渡来人倶楽部は生ぶ声を上げました。
本会はルーツを隠さずに堂々と生活し居住している地域社会に貢献することを旨とする
在日コリアンと、包容力と多様性を持つ「心豊かな日本社会」を願う日本人により
構成され今日に至っております。
彼らは日本社会の「歴史認識」や「異文化理解」の現状に危機感を持っており、
国際社会のリーダーたらんとする国家であるためには、それらの改善が必要不可欠で
あると考えております。
そのため、歴史学習の拠点として2006年春に「渡来人歴史館」をオープン。
また2008年春には「多文化共生支援センター(SHIPS)」を開設し、異文化理解への
積極的な取り組みを展開しております。
近江渡来人倶楽部
代表 河 炳俊
目的
◇ 近代の渡来人である在日韓国・朝鮮人への「根拠のない民族的偏見や差別」を解消する ことによって、
彼らがルーツを隠すことなく堂々と暮らすことのできる「自由で公正な開かれた社会」 の実現をめざす。
◇ 現代の渡来人である日系人やアジア人などの外国籍住民に対する「無理解」や「排他的な対応」を
改善することによって、彼らが地域社会の一員として心豊かに暮らすことのできる「包容力と多様性を
持った多文化共生社会」の実現をめざす。
事業
組織構成
◇ 正確で客観的な朝鮮半島との歴史を普及する事業
(1)「民族的偏見や差別」を解消するための啓発活動
(2) 渡来人歴史館の運営に協力
◇ 外国籍住民との相互理解を促進する事業
(1)「多文化共生」のための啓発活動や交流活動
(2)「多文化共生支援センター」の運営に協力
① 在日コリアンへの「根拠のない民族的偏見や差別」を解消することによる「自由で公正な開かれた社会」の実現
② 外国籍住民に対する無理解や排他的な対応を改善することによる「包容力と多様性を持った多文化共生社会」の実現
正確で客観的な朝鮮半島(東アジア)
との歴史認識を普及する事業
外国籍住民の定住化に伴う生活上の課題に支援を行うことにより多文化共生社会の実現に寄与
入会について(会員募集)
私たちと一緒に心豊かな多文化共生社会づくりをしましょう。
■目的■
1.近代の渡来人である、在日韓国・朝鮮人への「根拠のない民族的偏見や差別」を解消することによって、彼らがルーツを隠すことなく堂々と暮らすことのできる「自由で公平な開かれた社会」の実現をめざす。
2.現代の渡来人である、日系人やアジア人などの外国籍住民に対する「無理解」や「排他的な対応」を改善することによって、彼らが地域社会の一員として心豊かに暮らすことのできる「包容力と多様性を持った多文化共生社会」の実現をめざす。
3.世界平和を標榜し国際社会のリーダーたらんとする、21世紀の日本にふさわしい「人権意識が高く、国際感覚に敏感な社会」の構築をめざす。
■会員資格■
1.会員
・地球上の各地から、日本に渡ってきた人とその子孫で、日本に定住する意志を有する者。
・本会の目的達成に協力する意志を有し、滋賀県に居住または勤務する者。
2.賛助会員
・本会の目的に賛同するとともに援助する意志を有し、理事会に於いて承認された個人。
3.賛助団体
・本会の目的に賛同するとともに援助する意志を有し、理事会に於いて承認された団体。
■会費■
・会員(年間12,000円)
・賛助会員(年間12,000円以上)
・賛助団体(年間20,000円以上)
その他、詳細は事務局までお問い合せ下さい。